SPECTOR LEGEND 5 & EURO 4LX 音の比較

ベース

本日はスペクターのレジェンド5とユーロ4の音の比較をしてみたいと思います。TonePumpのセッティングの記事の時と同じCUBASE AIの中のアナライザーをスクリーンショットしたものを出していきます。ユーロは出力が大きくてかつゲイン調整できるので、音量はギリギリクリップするくらいを狙いました、レジェンド5はボリュームマックス、ユーロはボリューム45%にしています。

ユーロ4LX-TW ピックアップはフロント、リアともにEMG-40TWのハムバッカーで鳴らしました。

ボリュームとEQフラットはこの位置で鳴らしました。

レジェンド5 ピックアップはEMG-HZのハムバッカー

ボリュームとEQフラットはこの位置で鳴らしました。

まずはEQフラット(スペクターはEQフラットはトレブル中間くらい、ベース最低からやや上げたところ)でA弦開放を鳴らしたものです。

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

音の傾向は似た感じだと思いました。800Hzより高音は違いがあります。

今度はEQをトレブル、ベースともにマイナス側に絞ってA弦を鳴らしてみました。

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

こちらも音の傾向は似た感じで、ユーロのほうがやや200Hzあたりが山になっているように感じます。

今度はEQフルブーストでA弦をならしたものです。

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

低域から中域までは同じような音の傾向ですが、中高域以降に違いがみられます。ユーロの方は超高域まで出ています。

EQトレブルマックス、ベースミニマム

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

音の傾向は似た感じだと思います。ユーロは15kHzあたりが出ているのと、レジェンド5は40Hz以下が緩やかに感じます。

EQトレブルミニマム、ベースマックス

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

ユーロは40Hz以下が急激に下がっていて、レジェンド5は緩やかに見えます。中高域はかなり違いがあります。

以下参考までに他の弦を弾いてみました。

EQフラットでE弦を弾いたものです。

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

EQフラットでD弦を弾いたものです。

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

EQフラットでG弦を弾いたものです。

↓ユーロ4LX

↓レジェンド5

レジェンド5でB弦を弾いたもの。

まとめとして、ユーロ4LX-TWとレジェンドクラシック5の音の違いは、低域から中低域はかなり似た音の傾向で、中広域以降はやや違う感じで、ユーロの方が高域まできれいに出ていて更に高い超高域まで出ている音がスペクターならではの硬めのズンビンする音のような気がします。聞いている感覚ですが、ユーロとレジェンドは似た感じの音だと思います。ユーロの方がずんと来る感じとスルーネックなのでサスティンは長いです。それと、低域はTonePumpのミシャリクデザインが40Hz以下はあえて削っていると書いてありましたが、5弦のレジェンド5なので、40Hz以下は緩やかにしたのかもしれません。

本日も最後まで見てくださりありがとうございます。




SPECTOR スペクター エレキベース Legend 5 Classic (Trans Black Matte)

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